三河ワン スカイライン
こんにちは。佐々木です。
小学校の振替休日を利用して、 家族で「三河湾スカイライン」を登ってきました。
電車に揺られて三ヶ根駅へ到着。
自転車3台を組上げて、目的地へ向かいます。
娘:「お父ちゃん、ここ、何処?」
お父ちゃん:「三河湾スカイラインだよ」
娘:「ミカワ・・・ワン? ワワワ ワン?」
あのね、「三河犬」じゃなくて「三河湾」だわ。
Oh! ジーザス・・・ウチの小4女児は、どんな脳内変換してるのさ?
マヌケな会話を交わしているうちに、スタート地点である電光掲示板を通過。
ここから距離5.7km / 平均勾配6.7% のチャレンジが始まります。
速い人は、この坂を20分足らずで登り切るそうです!
自分の事をクライマーだと信じる娘は、前半からブッ飛ばしていきました。
その結果・・・当然こうなります。
もしもし?それはサイクリングと呼びません、ハイキングですよ。
歌ってごらん、ヨロレイヒ~♪
・・・さて、新緑の森を登る峠道。
爽やかな風と鳥のさえずりが我々の背中を後押ししてくれます。
そんな中、若い鶯が「ホーホケキョ」と鳴く練習をしていました。
「ホ~~ピョ? ホケピョ!」。
ラスト1kmの11%勾配。
頼む、そこで笑かすな!ペダルを踏む足から力が抜けるぅ・・・(笑)
鶯と娘。誰でもスタートは初心者です。
チャレンジする姿を眺めながら、私は幸せな時間を過ごしてきました。
さぁ、ラストスパート。
坂道を粘る娘ですが、既にその足はパンパンです。
9年間の人生で、最も乳酸を溜めた一日になったハズ。
そしてゴール直前、絶妙なタイミングで娘がこぼしました。
娘:「誰だ~?こんなところ行きたいって言ったのは?」
お父ちゃん/お母ちゃん:「(口を揃えて)あんただわ!」
娘が「ヒルクライムをやりたい」なんて言わなければ、お父ちゃんもお母ちゃんも、チャリで山のてっぺんまで登ろうなんて生涯思うことはありませんでした!
時々、すれ違う人たちから「モノ好きなお父さんに連れられる、可哀そうなお母さんとお嬢さん」的な視線を感じる事がありますが、天地神明誓ってそれは無い。
娘のコスプレに付き合わされているのは、むしろ私です!
途中、栄養補給のために立ち寄った旅館「天の丸」から景色を眺めました。
こんなに高いところまで登ってきたんだね。
娘の後ろ姿が逞しく見えました。
さて、帰りは名鉄「御油駅」まで一気に下ります。
道中には、作付けが終わった棚田を発見したり・・・
崖崩落防止のコンクリート吹付けに触れて喜ぶ小学生がいました。
大人にとっては当たり前の風景も、子供にとっては新鮮な発見なのですね。
自転車って楽しいですね。
自然に近くて、行動範囲も広がって。今日は良い社会科見学になりました。
幸田~蒲郡~豊川。全行程38.7kmのサイクリングは無事終了。
再び自転車3台を輪行袋に詰めて、知立駅まで戻りました。
自他共に認める体力バカの我が娘ですが、この日はさすがにお疲れの様子。
駅に着いたらこの通りです。
しかし、電車でひと眠りした我が娘は、この後本業のバレエ教室へ出勤していきました。
お父ちゃんには真似できません。
我が娘ながら、大したものだと思いました。
本日の走行距離:38.7km / 高度上昇:842m
72km走ったモリコロパークより大変でしたが、良いトレーニングになりました。
また挑戦したいと思います!
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